「自分の資質を活かして行動出来る社会」
学生団体VOICE 代表
及部 一仁 Kazuhito Oyobe
今回のガンバルエンサーインタビューは学生団体VOICE 代表の及部一仁さん。
「プロフェッショナルボランティア(=プロボラ)」という概念を社会に広めるために活動するVOICEの代表が登場。
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▶ まずは簡単に自己紹介をお願いします。
学習院大学 経済学部 3年 及部一仁です。 飛騨高山出身で、昔から子どもとか年下の後輩に何かを伝えることが好きでした。 VOICEに入る前は、家庭教師や、シッターなどのアルバイトをしたり、大学の駅伝の選手として年一回の大会に出場したりしていました。 シッターのバイトは、知り合いの紹介から始めたのですが、2歳と4歳の子どものいる家庭でずっとやっていましたね。 この経験が今の僕がこういった活動をするきっかけの一つになっています。 |
▶ どういったきっかけだったのでしょうか。
仕送りなどがなく、学費や生活費を自分で稼がないといけなかった当時、皆と一緒にサークル活動などができなかったんですね。
そういった生活が続く中で、自分の存在意義に疑問が浮かんだりしていて。
そんなときシッターのバイトをしていると、子どもが走って近づいてきてくれて。
なんか自分の存在意義もあるんだな、と思えたんです。大学生活の中で一番嬉しかったことかもしれないですね。
▶ その他にも大学にはいってから活動してきたことを教えてください。
大学1年生の時に学生が主催している就職活動のセミナーに参加してみたんです。
1年生の当初から、食べていけるかどうかという崖っぷちの生活の中で、
周りで同じような、“不安”にかられる状況で生活している仲間が欲しかったんですね。
就職活動をしている人たちって何かしらの“不安”を持っていて、話が合ったりしたんです。
それに、1年生ということでかわいがってもくれましたし。
そこで主催者側の先輩のお話を聞いていると、セミナーを開催するにあたっての大変な苦労などが伝わってきて。
そこまでして、何かを伝えたいという想いに感動した記憶があります。
また、一方で大学の駅伝に出場したりもしていました。
自分は部活やサークルをやっていなかったので、そんな自分でも何かできることはないか、と思って探していたので、中高時代から駅伝をしていた自分にはぴったりな機会でした。
一人でもくもくと練習していて、選抜の予選でも結果を出すことができ、1年生の時からキャプテンとして出場していました。
この写真は2年生の時の写真ですね。
▶ では、今代表として活動している、学生団体VOICEの活動内容を教えてください。
今は主に「プロフェッショナルボランティア」、“プロボラ”と言われる概念を広めるという活動をしています。
「プロボラ」というのは、企業で仕事をしている社会人の様々なノウハウを、NPO法人(特定非営利活動法人)に無償で提供するというものです。
アメリカでは、週に何時間かプロボラという活動をするということが、広まってきているのですが、日本ではまだ認知率が低いのが現状ですね。
NPO法人の中では、様々な社会問題に対面し素晴らしい活動を行っているものも多いのですが、活動資金をやはり助成金など行政などの機関に頼らないとならないんですね。
一方で、企業側では最近CSR(企業の社会的責任)活動をすることが増えています。
この二者間で互いに社会を良くしていく活動ができないか、という概念のもと生まれたのが「プロボラ」なんです。
しかし、我々は社会人ではないですしプロボラとしての活動はできません。
ですが、「プロボラ」という概念を広めることはできるんじゃないかと思って活動しています。
また、社会貢献に最も感度が高いのって学生だったりするんですよね。
プロボラという概念を知って社会に出るのと、知らないで社会に出るのでは大きな違いがあると思いますし、社会に入ってからでは実はなかなか知れるチャンスも少ないんではないかと思っています。
具体的な活動内容としては、ブログでプロボラの方々のインタビューを掲載することと、
月に2回定例でメンバーが集まり、社会起業についてや、今後それぞれが社会に出てプロボラとして活躍するにあたって必要なスキル、例えばタイムマネジメントやタスクマネジメントであるとか、そういったテーマを持ちより勉強会を行っています。
その他メンバー以外の学生を集めたイベントを行って、社会起業のことを伝えています。
また、WEBも現在制作中でこちらでプロボラの方々の活動などを伝えようと考えています。

▶ では団体のビジョンや、団体のいいところを教えてください。
団体のビジョンは「市民一人一人が、自分の資質を生かして社会をより良くしていくための環境の実現」としています。
我々の団体では「くるたのしい」つまり、苦しいけど楽しいという感覚を共有しているので、そういった感覚をもてないと、活動を続けるのは難しいかもしれません。
また一般的な学生団体だと、同じ考えの学生でまとまりやすいのに対して、我々は様々な考えを持っている人を、あえてよりすぐりで集めようとしています。
色々なタイプがいるので、とても楽しいですね。
教育に興味を持って、起業をしている人がいれば、医学部で医者を目指している人がいたり、本当に様々です。
「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」という本ですね。
あとは松下幸之助の「道をひらく」などが好きです。
挑戦するときに、気持ちを喚起してくれるんです。
僕は相当な本マニアで、苦しい時とかに読んで、エネルギーをもらってるんです。
必ずカバンには本が入っていて、暇があれば読むっていうことが習慣化されていますね。
▶ では続いて、かなりテイストが変わりますが、理想の異性のタイプを教えてください。
目が輝いていて、オーラのある人ですね。人って目に全部出ちゃう気がするんです。
眼力があって、なにか「苦労を乗り越えた経験がある」という人が好きですかね。
やっぱりそういう人とは波長が合いますね。
▶ 最後に将来の夢を教えてください。
やっぱり簡単に言うと社会起業家ですかね。
自分が実際に社会起業家になるか、またはプロボラになるかは分からないですが。
前提として環境が常に新しく中で、柔軟に対応していくことを理想としていますね。
そうするとリラックスして将来のことが考えられるんです。
そんな変化に対応できる人になりたいと思っています。
また、やはり自分は子どもに影響を与えてもらった経験があるので、何か次の世代に価値を残していきたいと考えています。
 | 及部 一仁(オヨベ カズヒト)
生年月日:1986年6月16日
出身地:岐阜県高山市
大学名:学習院大学3年
趣味:読書・ランニング・グルメツアー
座右の銘:不自由を常と思えば不足なし |
学生団体VOICE
団体詳細
Text By:山川 雄志(GANBARUZINE!編集部)