今回のガンバルジンエイサーインタビューは、あおぞらプロジェクト代表の大和田実沙さんと、メンバーの皆さん。
それぞれが、それぞれの理由で集まり、カンボジア支援を思い立った彼女達。
学校や学年の枠を超えて、共通の想いを持ったメンバーを率いる大和田さんと、メンバーの熱意に迫ります。
▶ まずはそれぞれ、自己紹介と併せて何故あおぞらプロジェクトに入ったのかを教えてください。
大和田:日本大学2年生の大和田実沙です。大学に入学する前くらいに、とある問題意識を持って、あおぞらプロジェクトに入りました。その問題意識というのは、テレビとかで流れる紛争地区とかの様子を見てた時、かわいそうだなって思う反面、次の日には忘れているっていう自分に対してのものでした。
特別カンボジアに思い入れがあったわけではないのですが、自分が見た眼の前のことだけでもって思い、今あおぞらプロジェクトの中で活動しています。
八桁:帝京大学4年生の八桁です。最近就職活動も無事終わり、ほっとしてます(笑)。沖縄のカフェで働くことになったんです。
将来の目標は、学生がボランティアをしたくなるような村を日本のどこかに作ること。沖縄での仕事はその下準備です。夢は、日本のマザーテレサになることですね。
あおぞらプロジ
ェクトに参加したのは、世界で活躍できるのでは、という謎の思いこみからです(笑)。
青年海外協力隊を受けたのですがが落ちてしまい、あおぞらプロジェクトに入りました。
カンボジアのエイズの現状等は本やテレビでしか知らないのですが、
誰かのためになんかしたいという想いだけで活動しています。
鳥居:東京テクノホルティ園芸専門学校2年生の鳥居です。
フラワーデザインを専門に学んでします。あおぞらプロジェクトには最近参加したのですが、もうすぐ卒業なんです。
なぜ卒業間近に参加したかというと、メンバーのみんながすごい笑顔で、すごいモチベーション高く活動していたからです。
そんなみんなの役に少しでも立てればと思って、今活動しています。
久保:明治大学1年生の久保です。
昨年の6月、入学直後に参加しました。それからカンボジアに行くことになり、春休みにはマレーシアにワークキャンプに行く予定です。日常生活では、結婚式場と居酒屋でアルバイトしています!
自分もまだまだ、知らないことが多いんですが、日本で過ごしているだけだと、貧困の生活とか、そういう時代自体を感じられないと思い、まず「知ることが大事だ」って考えて活動しています。問題に対してぶつからないのは、何か悔しいんですよね。
▶ 具体的にあおぞらプロジェクトは、どんな活動をしているのでしょうか。
大和田:2005年に先輩がカンボジアの首都プノンペンから南に位置するコンポントム州というところに小学校を建設しました。
今は400人強の子どもたちが通っているんです!当時は小学校を建設することを、ひとつの目標としていましたが、今はカンボジアにエイズ孤児院を作ることが目標です。
活動の内容としては、フリーペーパーを発行したり、チャリティイベントをクラブを貸し切って開催したり。
他にも、カンボジアで私たちがとった写真や、カンボジアの子どもたちにカメラを渡して取ってきてもらった写真を展示した写真展も開催しています。
また、今最も私たちが力を入れているのが、「わらしべ長者プロジェクト」です。
▶ わらしべ長者プロジェクトについて教えてください。
大和田:先程の通り、これはエイズ孤児院を作るためのプロジェクトです。
夏に、カンボジアの子どもたちに絵を描いてもらったんです。馬とか、家とかお花とかの。その1枚の絵を元に、日本で物々交換をしていくっていうものです。
絵からCDプレーヤー→ゲルマニウムのブレスレッド→と来て、今はエルメスのバックや靴など5点セットになりました!
最終的に交換されたものを換金して、エイズ孤児院の建設費にしようと思っているのですが、目標金額を1,000万円です。
▶ すごいアイデアですね。
もともとマイ箸を、プリウスに変えるという活動をしている人を見たのがきっかけで、これは私たちの活動にもつながることってすごいあるな、っておもってマネさせてもらいました(笑)。
▶ 皆さんが活動をしていて、楽しいと思う瞬間を教えてください。
大和田:見返りを求めているわけではないんですが、感謝のメールをもらえたりするときってやっぱりすごい嬉しいです。
他にも、私たちに活動をブログなどで知ってくれた人の中で、一歩踏み出せずにいた人が、あおプロの活動を知って勇気をもらったっていうことを言ってもらえたりするとき。
そういうとき、何かが変わっていると実感できるんです。
八桁:
やっぱり人との出会いですね。僕は人が大好きなんです。
たくさんの人と出会えるから、日々楽しいことだらけですよ!
久保:カンボジアにただ行って帰るのではなく、支援することによって
とてもやりがいを感じれるんですよね。活動全体が楽しいです。
鳥居:八桁さんと同じように、人と出会うときですね。
自分の視野が広がっていくことがわかるんです。
▶ 皆さんの将来の夢を教えてください。
大和田:就職は、マスコミ系に行きたいと思っています。
地元にケーブルテレビとかに入りたいんですよね~岐阜なんですけど!
U-ターンとか、地元の人とかかわれるような仕事に興味があるんです。
八桁:プチ情報になるんですが、八桁の呪いという、一家の多くが禿げてしまう、これを食い止めようと思います(笑)。
あと、やっぱり日本のマザーテレサになりたいですね。
人生の目標が、人の幸せと世界平和について考え、実行し続けることなんです。この目標の達成のために、生まれたと本気で思っているんです。
久保:僕は、食糧とか食品系の仕事をしたいと思っています。
こういうボランティア活動や政治も、食べないとできないですからね。だから、食糧の安全や確保、改善ということに取り組みたいと思っています。
舞台が日本になるか海外か分かりませんが、食糧がキーワードになるような仕事に就きたいですね。
鳥居:私はカウンセラー兼フラワーセラピストになりたいと思います。花の良さを知ってもらうことが、夢ですね。花で人を元気にするみたいな。
他には、花屋兼喫茶店のような、新しいジャンルのお店、フラワーカフェという空間を作りたいと思っている。
▶ 最後に、他の学生の方々にメッセージをお願いします。
大和田:私は、ボランティアの概念を変えたいと思っのがきっかけで今の活動をしています。
ボランティアってやれる人がやればいいと思うんですよね。経済的に時間的にも余裕のある人じゃないとできないですし。そんな感じで、たまたま自分はボランティアに対して興味を持ちましたが、学生はいろいろなことをやった方がいいと思うんです。
感じるままに活動をするというか。
一歩踏み出すには、物理的に外に出ることですね。自分ももともと根暗で、外に出なかったんですが、やっぱりこもっていると、自己満足しちゃいますから。
なんかやるときって、怖いと思うけど失敗を恐れないことが大事だと思います。
学生レベルのやりたいことって、もし失敗したとしても
家がなくなるわけじゃないし、食べモノがなくなるわけじゃないし、
友達、家族がいなくなるわけじゃないんです。
失敗したらちょっと恥ずかしいだけ。なので、失敗を恐れずにやってみようって伝えたいと思います。
八桁:僕はもうすぐ卒業になりますが、充実した学生生活を送ってほしいということにつきますね。
というのも、2年の後半まで友達がいなかったんです。付き合ってた彼女がいて、それでいいやと思ってて(笑)。入院とかしてたし。学校行くと、クラスのみんなが仲が良すぎて入れなかったんですよ。その後イギリスに留学して、ようやく友達ができました。
個人としての確立と、友達との友情のバランスを取ることが大事なんですよね。そのため行動しかないと思います。自ら殻を破るしかないですね。
彼女に振られたとき、僕、滝に打たれにいったりしてたんですよ(笑)。修行を繰り返たり、お坊さんの話を聞いたりして、精神を強めようと思ったんです。
その後、エイズのボランティア学校や、留学など色々な人とかかわるようになって。
人と関わるようなことが好きになりました。行動が大切なんだって、ようやく気づいたんです。
焦らなくていいので、自分を大切にしてくださいと伝えたいですね。
久保:自分より1歩2歩先にいる人と一緒にいることが必要だと思います。
具体的な行動をしている元代表だった方や、今のメンバーと一緒にいると、そのエキスというかそういうものを徐々に貰える気がするんです。
自分の考えが甘いんだなって日々繰り返して反省できる環境になるんで、そういう人と一緒にいることが大事だと思います。そういう人は自分で探すしかないですね。
探さなくても、偶然出会った人もそういう人の可能性もありますから。
鳥居:私は結構引きこもり体質だったんです。学校ではいじめが流行っていて、
私は結構いじめられる方でした。そういう環境にいると後ろ向きになってしまうんですよね。
どんどん奥に行ってしまう。
それで、自分一人の環境にいるとすごい楽なんですよ。意外と楽しいんです
。音楽やゲームとか、なんでも。
それで自己満足できてしまうんです。
ある時、このままじゃ生きているのが無意味な気がして、
なんかこれではさみしいなって思いました。
それから、友達にも頻繁に会うようにして、いろんな人と話して、どんどん明るい気持ちになっていったんです。自分の心を暗くするのも、誰かだし、変えてくれるのも誰かですよね。
やっぱり、みんなの言うように行動するしかないと思います。
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大和田 実沙(オオワダ ミサ) |
国際協力団体あおぞらプロジェクト
「チャリティーわらしべ長者プロジェクト」
Text By:山川 雄志(GANBARUZINE!編集部)
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