頑張る大学生の元気の源、それは「学食」。
フードファイター山本卓弥が全国の大学(短大・専門学校)の学生食堂を巡り、学食メニューを食いつくす学食ツアー企画。ただし、1回の食費は「3000円」以内。
そう、学生食堂といえば「安さ」と「ボリューム」が勝負。そこに「そこそこの味」があればいいのだ。この3点を勝手に評価し、頑張る大学生を元気にする学食を見つけることがこの企画の目的である。3000円でどれだけ食べれるのだろうか?山本卓弥は満足できるのだろうか?
今回やってきたのは、日本で一番有名な大学「東京大学」の本郷台キャンパス。
有名な赤門前でポーズをとる山本卓弥。日本で一番頭のいい大学の学生たちはどんな学食を食べているのだろうか?
安田講堂前広場の地下にある「中央食堂」へ向かう。この他、東京大学校内には、カフェテリア形式の「第二食堂」やドトール・サブウェイなどのファーストフード店舗も入っている。
中央食堂は地下にあるため、窓はなく、少し薄暗い印象だ。天井が高く吹き抜けになっており、席数は420席ある。夏休み期間だというのにたくさんの人がいた。
営業時間は、平日11:00~21:00・土日祝日11:00~14:00まで。平日は夜遅くまで営業しているので、夕食にも使える。
今回も食事代は3000円。メニューを見ると、学食の定番であるラーメンやカレーライスはもちろん、日替わりの定食が種類豊富だ。S・M・Lとサイズによって値段が分かれている。
「おいしそうなのがたくさんありますねー。」
まずは東京大学名物の「赤門ラーメン」380円を注文することにした。先にお金を払う食券制になっている。※自動販売機だけでなくレジで注文もできる。
食券を買ったら、それぞれ指定の窓口へ並ぶ。夏場のとても暑い日だったためか、冷やし麺類の窓口が行列になっていた。
麺は機械で自動的に茹でられ、器に入る仕組みになっている。
麺にピリ辛のひき肉のあんかけがかかっている赤門ラーメン。もやしやきくらげなど野菜もたっぷり入っている。
にんにく・唐辛子・ラー油など、トッピングは好みで自由にできる。
よくまぜて食べる。
「学食にしては、麺がしっかりしてますね。おいしいです。辛さは普通ですね。」
次に、行列のできていた「冷やし中華-B」480円を注文。冷やし中華は2種類あり、こちらはジンジャーチキンがのっている。「煮たまご」60円もトッピングした。
具は、ジンジャーチキン、ハム、たまご、キュウリ、ワカメ、ネギ。
「まあまあおいしいです。煮たまごが半熟じゃなかったのが残念ですね・・・」
次に定番の「レギュラーカレー」(Mサイズ)230円を食べる。Sサイズは170円、Lサイズは290円と、値段は良心的。
「具はあまりないですね。でも、味はそんなにレトルトっぽくはないです。」
次は定食にチャレンジ。ほかの学食ではあまり見られないようなオリジナルメニューが並ぶ。
これは「和定食(M)」560円。※S500円/L620円
カレイの煮付け(揚げなす・にんじん・きぬさや)と、ひじきごはん、がんもの和あんかけ、豚汁・・・と、見るからに栄養バランスの良さそうな定食。ボリュームも満点だ。
「家庭的な味ですね。味は濃くもなく薄くもなく・・・でもめちゃくちゃおいしいわけでもなく・・・」
魚の骨を綺麗にとって、ごはんも一粒も残さず食べる山本卓弥。
「がんもが手作りっぽくておいしかったです。豚汁も具だくさんでした。」
これは「ピラフセット(M)」550円。※S490円/L610円
ピラフの上にデミグラスソースで煮込んだ豚肉がのっている。サイドメニューは、メンチカツと野菜。みそ汁もつく。 学食にしてはめずらしいメニューだ。
「ピラフというよりターメリックライスですね。まあ、おいしいですよ。メンチカツは普通です。」
「バランス定食(M)」490円は、みそかつをメインに、カレー風味の肉じゃが、冷奴、みそ汁とごはんのセットになっていた。
サイドメニューが2つついて、ボリュームもバランスもいい。
「みそかつは、甘辛みそですね。衣がサクサクしておいしいです。肉は冷凍って感じですけど、普通においしいです。肉じゃががカレー味でおいしいですよ。」
そしてデザートの「スイカ」150円。「ちょっと、思ったより小さいですね。」と言いながら種も一緒に一瞬で食べつくす山本卓弥。
「僕、いつも種も食べるんですよ。とるのめんどくさいんで・・・」
そして「パンプキンプリン」100円。
「これはおいしい!手作りっぽくて、なんかもちもちしてます。かぼちゃの味がします。」
「ごちそうさまでした。」
【食べたもの】
|
赤門ラーメン 380円
量:★★★☆☆ |
|
冷やし中華-B+煮たまご 480円+60円=540円
量:★★★☆☆ |
|
レギュラーカレー(M) 230円
量:★★★☆☆ |
|
和定食(M) 560円
量:★★★☆☆ |
|
ピラフセット(M) 550円
量:★★★☆☆ |
|
バランス定食 (M) 370円
量:★★★☆☆ |
|
スイカ 150円
量:★★☆☆☆ |
|
パンプキンプリン 100円
量:★★★☆☆ |
|
合計金額:3000円(税込) |
今回はピッタリ3000円におさまった。
「おいしかったですけど、お腹いっぱいにはならなかったですね。30%くらいです。」
という山本卓弥。量的にはもの足りなかったようだ。
【総評】
東京大学本郷キャンパス「中央食堂」
量:★★★☆☆
安:★★★☆☆
味:★★★★☆
建物の古さと地下にあるという点で、雰囲気はあまり良くないが、定食など種類が豊富で飽きない。栄養バランスも考えられた家庭的なメニューばかりだった。値段は学食としては「安い」とは言えないが、味と質を考えるとレベルが高い学食だと言えるだろう。
おまけ
今回、取材に同行してくれた「早稲田大学学食研究会」所属の早稲田大学第一文学部の勝川博史さん。 学食研究会では「学食ガイド」という全国60大学の人気メニューを収めた書籍も発行している、学食のことならおまかせのサークル。勝川さんの話によると「東大の学食は、家庭的な味やメニューの豊富さには定評があり、全国でも人気のある学食ですね。何度来ても違うメニューを食べられるので楽しみです。」ということだ。
名物の「赤門ラーメン」は、レトルトで販売しているらしい。その他、東大オリジナルチョコレートやゴーフレット、東大饅頭など、東大オリジナルのお菓子などたくさん販売していた。
そして次回へつづく・・・
Text By:トミモトリエ(GANBARUZINE編集部)
トラックバック URL:
http://ganbaruzine.com/trackback/11