頑張る大学生の元気の源、それは「学食」。
フードファイター山本卓弥が全国の大学(短大・専門学校)の学生食堂を巡り、学食メニューを食いつくす学食ツアー企画。ただし、1回の食費は「3000円」以内。
そう、学生食堂といえば「安さ」と「ボリューム」が勝負。そこに「そこそこの味」があればいいのだ。この3点を勝手に評価し、頑張る大学生を元気にする学食を見つけることがこの企画の目的である。3000円でどれだけ食べれるのだろうか?山本卓弥は満足できるのだろうか?
今回は、東京都八王子市にある「中央大学」の多摩キャンパスにやってきた。
多摩モノレールの中央大学・明星大学駅か、京王線の多摩動物公園駅が最寄り駅。いまだにたぬきが出没するという、都心から離れた山の上にある大学だ。
JR豊田駅からバスで来ることもできる。近くに多摩テックや多摩動物公園・温泉などのレジャー施設もあり、休日になるとこの近辺は子供連れの家族が多く見受けられる。
この地図を見てわかる通り、とにかく敷地が広い。陸上競技場や野球場などスポーツ施設も充実し、校内は緑に囲まれている。地図上「I」が、学食あるヒルトップだ。
ヒルトップは4階まであり、レストランや、うどん屋、喫茶店、マクドナルドなど様々な食堂が立ち並ぶ。
この中で中央大学の代表的な学生食堂といわれるのが2Fの「カフェテリア」。
席数は910席あり、9:00~19:00まで営業している。夏休み期間中で人は少なかった。
定食やセットは特になく、単品選択で自由に選ぶカフェテリア方式になっている。
大皿の盛り合わせと、単品メニュー、小鉢などズラリと並ぶ。目についたものをどんどんトレーにのせていく山本卓弥。
魚ひとつにしても種類が豊富だ。小鉢と合わせて自分なりの定食をつくることができる。ごはんのも大・中・小で細かく値段が違う。
同行してくれた「早稲田大学学食研究会」のメンバーと一緒に「いただきまーす!」
まずは定番の麺類をおさえておこう、ということで「冷やしラーメン」400円を食べる。
チャーシュー、メンマ、温泉たまご、キュウリや水菜などの野菜が入っている。
「おいしいです。麺が他の大学と違ってコシがありますよ。」
「さば塩焼き」200円、「しゃぶやっこ」180円、「みそ汁」30円、「ごはん(大盛り)」150円の山本卓弥が選んだ適当定食(合計560円)。
しゃぶやっこは、絹豆腐の上に豚肉とネギとおろしポン酢がかかっている。
「しゃぶやっこがおいしいです。さばはちょっと味がうすいですね。みそ汁は全然具がないです。」
続いて、定食の「カレーライス」(野菜付き)270円。他の学食のカレーと違い、肉がちゃんと入って見た目もしっかりしている。
「肉は豚肉ですね。すごくこってりしてます。他の大学よりはおいしいですね。」
次は大皿のメインメニュー。野菜の上にマスタードチキンやゆでたまごがのっかった「コブサラダ」330円など、学食というよりはファミレスに近いメニュが並ぶ。
キャベツの千切りに、キュウリ、にんじん、コーン、水菜など野菜のボリュームがすごい。ここの学食の野菜には水菜が入っているのが特徴だ。
「野菜が多いですね。けっこうおいしいですよ。」
これは「ハンバーグ+エビフライ」330円。
大根おろしがたっぷりのったハンバーグとエビフライのセットに野菜とポテトサラダがついている
。
「エビフライはあんまりおいしくないですね。ハンバーグはエビフライよりおいしいです。定食屋の味って感じです。」
そして「ソースチキンカツ」330円。普通の学食はとんかつが定番だと思うが、これはチキンカツ。揚げ物メニューが豊富だ。
「普通においしいですね。」
そして「しょうがやき」330円。豚のこま切れ肉とたまねぎのしょうがやきに、これまた野菜がたっぷり添えてある。
「味がしっかりしてますね。」
単品メニューの中で、これはなんだ?というあまり学食にはありそうにない不思議なメニューを発見。「やぶれ生はるまき」150円。
はるさめ、もやし、ひき肉などの具が生はるまきの皮でつつまで、チリソースがかかっている。
「はるさめばっかですね。味はおいしいですよ。」
「なすの肉詰めフライ」(キャベツの千切り付)180円。
「ん?一応肉は入ってますね。つくりおきっぽくって微妙です。」
小鉢の「きんぴらごぼう」70円。小鉢としては安いのか微妙なところだ。
「ごく普通のきんぴらです。」
最後のデザートは「マンゴープリン」100円。マンゴープリンの上に缶詰のフルーツがのっている。
「缶詰って感じの味です。シロップが。マンゴープリンは手作りっぽくておいしいです。」
今回は基本的に「おいしい。」というこめんとが多く、まずいものは特になかったようだ。
「ごちそうさまでした。」
あいにくこの日は雨が降っていたのだが、窓から見えるのは山と空。晴れていたら気持ちよさそうだ。
今回取材に同行してくれた「早稲田大学学食研究会」の4人。左から、清泉女子大学2年の槇納未来さん、澁木朋恵さん、早稲田大学2年天野和海さん、1年内田優さん。
中央大学は、都心から離れているので気軽に来れる場所ではないが、学生の中ではおいしいと評判だという。天野さんは地元が近いのでよく知っているそうだ。
【食べたもの】
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冷やしラーメン 400円
量:★★★☆☆ |
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カレーライス (並) 270円
量:★★★☆☆ |
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さば塩焼き 200円
量:★★☆☆☆ |
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しゃぶやっこ 180円
量:★★☆☆☆ |
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みそ汁 30円
量:★☆☆☆☆ |
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ごはん(大盛り) 150円
量:★★★☆☆ |
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ハンバーグ+エビフライ 330円
量:★★★☆☆ |
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ソースチキンカツ 33 0円
量:★★★☆☆ |
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コブサラダ 330円
量:★★★★☆ |
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しょうが焼き 280円
量:★★★☆☆ |
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なすの肉詰めフライ 180円
量:★★☆☆☆ |
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やぶれ生はるまき 150円
量:★★☆☆☆ |
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小鉢きんぴら 70円
量:★★☆☆☆ |
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マンゴープリン 100円
量:★★☆☆☆ |
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合計金額:3000円(税込) |
今回もピッタリ3000円。
「全体的に味はおいしかったです。おなかの満足度は30%くらいですが・・・」
【総評】
中央大学多摩キャンパス ヒルトップ「カフェテリア」
量:★★★☆☆
安:★★★☆☆
味:★★★★☆
全体的に野菜がたっぷりでボリュームがあり、味もレベルが高い。価格は単品だと安く見えるが、セットにすると500~600円になるので、定食屋などとあまり変わりはない。単品であれもこれも好きなものを選ぶより、大皿のほうが安くあがる。
行くのは大変だが、山の上というだけあって環境は良い。
おまけ
中央大学の校内には、携帯ショップやバイク屋まであることに驚いた。最寄り駅など近くに店がないからかだろうか?
大学というよりひとつの街として機能しそうだ。
中央大学にもオリジナルグッズはたくさん販売していた。一番気になったのがこの「中大レンジャー」ストラップ。中央大学のヒーローらしい。誰が買うのか謎である。
次回へつづく・・・
Text By:トミモトリエ(GANBARUZINE編集部)
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